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ビキニ被ばく船員の社会保険給付再申請が棄却~支援団体が抗議
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10月3日の記者会見 写真提供:岡村啓佐さん



5月16日に行われた、ビキニ被ばく船員の社会保険給付再審査申請の公開審理については本誌でお伝えしましたが、決定通知が9月30日に送付されました。

結果は、申請者zwン員の申請を規約でした。これを受けて、ビキニ核被災検証会 太平洋核被災支援センター名で抗議声明を発表し記者会見を行いました。以下、支援センターの岡村啓佐さんのコメントです。

〔オリジナルコメント〕
社会保険審査会の、元船員11人の船員保険給付の再審査申請を棄却する裁決書が送られてきましたが、全く不当なものです。

公開審理では多くの参与が、
・申請人からの意見を1度も聞き取っていない。
・現在の科学的知見(年間100ミリシーベルト)でビキニ水爆実験と漁船員の因果関係を調べ、有識者会議によるアメリカの古い不確かなデータを元にして100ミリシーベルト以上の被ばくはしていないとの結論を導きだしている事について明らかにするべきではないか。
・高知地裁も被災事実を認めており、人道的にも救済すべきである。
などの意見が出されていたにもかかわらず、意見・疑問には応えず非常に残念な裁決であり抗議する。

許せないのは、公開審理の場で保険者側は多くを語らず、事前に提出されるべきものを提出ぜずに、追加資料として長文の意見書を提出していることです。これは公開審理を形骸化したフェアーでないやり方であり、社会保険審査会はこれを容認し、保険者側の意見書にそって裁決書が作られている許されない判断です。

このまま引き下がるわけにはいかない裁決であり、今回の行政処分に対して取り消しを求める訴訟を視野に準備に入りたい。
声明文はこちら

【宮沢さかえ】

■ ビキニ核被災検証会 太平洋核被災支援センターWEBサイト
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