ウェブマガジン・のたる
WITHコロナの時に〔1〕ビッグイシューを通して視る
Categories: 文化・アート



新型コロナウィルスの感染者急増に伴い、日本全国に「緊急事態宣言」が発せられました。それ以前の自粛要請から。対象となった事業や一斉休校に伴う生活や仕事への影響は、計りれないものがあります。

医療機関や従事者への対策・補償が最優先であることは言うまでもありません。けれども、眼に留まりにくく、平時でも社会保障・生活補償が行き届いていない人たちにも、死活問題が迫っています。

そこで、WITHコロナの時に、ウェブマガジンのたる的に必要と考えることをシリーズで発信します。【宮沢さかえ】



『THE BIG ISSUE『382号(2020年5月1日発行)表紙


第1回は、ホームレスの人の仕事をつくり自立を応援する『ビッグイシュー』(月2回発行マガジン)を通して視るために、現状と希望を聞きます。

Q1:4月1日から『ビッグイシュー』の販売価格が改定されましたが、その結果はいかがですか?

全体の販売部数は、3月は2割減、4月1日売の380号は3割減、同15日発売の381号は4割減となっています。ですが、これはコロナウィルス感染拡大による外出自粛や緊急事態宣言による休業要請が大きな要因だと考えています。

価格改定の影響がどの程度かについては、コロナウィルス感染症が収束してみないとわからないというのが正直なところです。しかし、価格改定をしたことで、「販売部数が4ぁら5割減でも、実際の収入は3割減程度で済んでいる」「(価格改定は)心配していたが、今となっては良かったと思う。助かった」という声が、販売者からはあります。同様のことが会社(有限会社ビッグイシュー日本)の経営にとっても言えます。

Q2:政府は、緊急事態宣言解除後は「新しい生活様式」を提案しています。
新型コロナウィルスを対策としてのものですが、ビッグイシューあるいは、ホームレス・生活困窮者などに対する新しい生活様式(生活保障などを含む)としての要望はどんなことですか?


誰もが安全に「STAY HOME」ができて、「HOME」失う心配に脅かされることが無いよう、福祉や社会保障の制度を整えてほしいです。(ビッグイシュー日本東京事務所 佐野未来さん)

■ ビッグイシュー公式ウェブサイト
『THE BIG ISSUE』は、定価450円の内230円が販売者の収入になります(改定前は350円の内180円)。

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