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[FALLOUT?」~映画を製作しアメリカで上映するプロジェクト
Categories: 文化・アート



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本誌でも度たびご紹介しているドキュメンタリー映画「放射線を浴びたX年後」(伊東英朗監督監督・南海放送)の3作めを製作して、アメリカで上映するプロジェクト「FALLOUT?」が、クラウドファンディングでそのための資金を募っています。

FALLOUTとは放射性降下物のことで、「?が付いているのは、『知っていますか?』という問い」だと伊東英朗監督は言っています。のたるでは、このプロジェクトに呼応して記事として掲載します。

伊東英朗監督
トークで熱く語る伊東英朗監督

11月20には、「X年後」を観る会主催でドキュメンタリー「X年後シリーズ」上映&伊東英朗監督トークを開催しました。

この中で伊東監督は、「今度の映画のベースになるイギリスでの取材で、退役軍人も支援をしている人も、かつての核爆発実験によるFALLOUTの事実を知らなかった。第一声は『Oh my God(オーマイゴッド)』でした。アメリカの核兵器をなくす活動をしている人たちでさえ、同じ反応でした。そこで、これはアメリカで知らせなくてはいけないと思いました」とプロジェクトを立ち上げたきっかけを語っていました。【取材=宮沢さかえ】

〔伊東英朗監督からのメッセージ〕

伊東英朗監督=2020年1月イギリス

みなさん、こんにちは。
映画「放射線を浴びたX年後」を製作した伊東英朗です。

僕は、1946年から62年、太平洋マグロ漁場で米英が行った100回以上の核実験の被害を追いかけています。

取材を始めて今年で17年目になります。
核実験がマグロ漁場で行われたため、延べ20万人以上ノマグロ漁師が核実験中に被爆したと言われています。
また、核実験で生み出された放射性物質は、長期間にわたり、日本列島やアメリカ大陸を汚染し続けました。
しかし、これらの事実が、明らかにされていません。明らかにされないまま、さらに様々な被曝問題が起こり、人びとは、健康に影響を受け続けてきました。
22世期に、私たちは、どんな地球を後世に残せるのでしょうか。
放射能で汚染した地球を残すのか、それとも自然豊かな地球を残すのか、
それは私たちの行動にかかっています。
私たちは、22世期に向けて、責任ある行動をとる必要があります。
事実を明らかにし、知らなかったことを知ることが大切です。
だから、僕は、知らせたい。

映画は、国内を中心に300カ所以上で上映して頂きました。
次は、映画第3弾を製作しアメリカで上映と語りかけの活動をしていきたいと思っています。そのためにクラウドファンディングに挑戦しています。
必ず成功させ、アメリカの人びとに、核実験でアメリカ大陸が放射能汚染し続け、アメリカの人々の健康や命が、核兵器を持つことと引き換えになっていることを知らせたいと思っています。



  

クラウドファンディングチラシ
クラウドファンディングチラシ裏

■ 映画「X年後」第3弾、被曝問題をテーマにアメリカ上陸へ1
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