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「6.11脱原発100万人アクション」記者会見

 

          6.11脱原発100万人アクション記者会見

 東日本巨大地震から3カ月経った日となる6月11日に、日本全国と海外でさまざまなアクションが計画されている。6月8日、その記者会見が行われた。(主催:自由報道協会・会場:ユーストリームアジア・銀座スタジオ=東京都中央区銀座8丁目)

         6.11脱原発100万人アクション記者会見

 記者会見に出席したのは、同アクション・東京のメンバーと当日Ustream中継を行う岩上安身さんら。会見での発表によると、41都道府県・107カ所でデモや集会が行われることが報告されている(8日午前9時現在)。賛同団体は600、個人4100人。海外は11ヵ国・60団体という。開催日は、11日を中心に、8日から19日の間で開催されるものとなっている。

 「100万人」としたのは、「4月にドイツで行われた25万人デモで脱原発に動いた。フクシマ原発事故当事国としては、ドイツを超える30万人は集まりたい。デモには参加できないが応援しているという人も含めると100万人にはなると考えている」(宮根さん)。

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 6月11日に開催されるデモや集会は、さまざまな形で行われる予定だ。芝公園で行われる集会には、福島からバスで参加する予定がある。また、長年原発問題に取り組んできた団体・労働組合・女性グループなどが呼びかけ団体になっている。(写真=プルトニウムなんていらないよ!東京・高木昌次さん)

          6.11脱原発100万人アクション記者会見

 代々木公園で開催される「エネルギーシフトパレード」は、今までデモなどには参加してこなかった人たちが、より参加しやすいものを目指している。「未来に向けてのメッセージ=自然エネルギーへの転換を考えよう。子ども連れ大歓迎。花を持って歩くのも特徴です」(赤塚さん)

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 4月10日に高円寺で行われた、「原発やめろデモ!!!!」は、1万5000人という東京では近年にない人数が参加して話題を呼んだ。しかし、「1万5000人で最高ではまだまだ。私たちは、原発について判断する確かな情報がほしい。どの情報を信じたらよいのかわからない」と話すのは、素人の乱のジェルミさん(写真左)。11日には新宿で原発やめろデモ!!!!を行う。

          6.11脱原発100万人アクション記者会見

  さらに、新宿・アルタ前では、各地でデモや集会を行った人たちが大集合するアクションも予定されている。「イギリス・フランス・ドイツなど大勢の人が集まるデモを行う国には広場がある。日本には、それがない。では、どこでやるかと考えて思いついたのが、かつて多くの人が集まる集会が行われていた新宿駅東口前広場でした」と園良太さん(素人の乱・東電前アクション)。すべてのアクションで、1.原発の停止・再開の中止・新設をしない、2.20mSvへの基準引き上げの撤回、3.エネルギー政策の転換を求めるという。

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 今回の震災でこれまでにない動きが起きているのは、インターネットのソーシャルメディアだ。TwitterやFacebookが迅速な情報発信が有効に働き、意見交換が活発に行われている。Ustreamでは、東電・原子力安全保安院などの記者会見が生中継され、大手メディアでは報道されない原発に関する情報も直接得ることができるようになった。その立役者ともいえる、IWJ(代表=岩上安身さん・写真右)が全国47か所から生中継を行う予定だ。その中継拠点となるスタジオでは、アワープラネットTV・白石 草さん(写真・左)が中継を担当。岩上さんがスカイプなどを使ってインタビューも行う。

 岩上さんは、のたるの質問に答えて、「iphone1つだけ、操作するのは初めてという人たちが中継します。私はずっと、みんなが発信者になることを目指して講座などを開いてきた。中継はとぎれとぎれになるかもしれない。でも、スタッフを責めないでほしい」と語った。

 「3カ月経つと忘れられ、マスコミの報道も減ってしまうと言われる。そういうことがないように、6月11日を過ごしましょう」との会見進行役の言葉で締めくくられた。【のたる編集長・みやざわさかえ】

■ 「6.11脱原発100万人アクション」ウェブサイト

■ Independent Web Jounal