ごはんと味噌汁。日本人の食卓に欠かせないもののように思うのですが、最近はそうではなくなっているのかもしれません。しかし、味噌はとても優れモノ。筆者も手作りします。

食の和の集い事務局・山下さん
第1回食の和の集いが越谷市内で開かれました。テーマは、「味噌を楽しむ」。原材料は、大豆・麹・塩の3つだけ。でも、この3つの食材それぞれにも健康に良い働きをし、発酵・熟成させることによって、さらに健康回復などに効果があるとされる成分が生まれたりするのです。
調理場で、料理が進む中で、食の和の集い・事務局の山下さんが、味噌の歴史や効能について説明しました。
この日用意された味噌を使った料理は、味噌汁の他にジャガイモ丸ごと味噌煮とごぼうの味噌漬け。その他、じゃこと野菜の和え物やモロヘイヤのお浸しなどヘルシーな料理が揃いました。ごはんは雑穀米です。

比嘉良丸さん
食の和の集いのもう1つの大事なテーマは、放射能の体への影響を少しでも減らすこと。これから、土壌汚染による野菜などへの影響がますます心配されます。比嘉良丸さんは、「この際、土壌の放射能汚染を取り除いて、土壌を変えよう」と言います。「このままでは、日本の農業が死んでしまう」
「放射能から子どもを守りたい」という比嘉さんは、広島・長崎の原爆投下後、ある食品を食べていたことで後遺症が軽くてすんだり発症せずにすんだ人たちがいることに着目。食文化について調査・研究をし始めました。比嘉さんは、「一番大切なのは命。食の和を広げて行きたい」と語っていました。
第2回食の和の集いは、11月5日に東京・原宿で予定されています。テーマは、「安心して子どもたちに食べさせられるお菓子」の予定。【文と写真=みやざわさかえ】
■ 「食の和の集い」連絡先:(有限会社 ウレシパモシリ
※追記(10月19日)
第2回日程:11月5日(土)10:00~13:00
会場:神宮前区民会館(東京・原宿)
東京都渋谷区神宮前6―10―14
電話:03―3409―4565
参加費:2000円
申込み・お問い合わせ:山下さん