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新刊紹介:『世界』別冊no.826~破局の後を生きる
Categories: 文化・アート

             
      

『世界』別冊no.826
編集・発行者:岡本厚
出版社:岩波書店
価格952円+税
発行日:2012年1月1日

〔内容〕
 東日本大震災から9カ月。いまだ行方不明者は3600人を超えています。すさまじい大災害であり、原発事故という大破局でした。この災害の実態はいまだ明らかではなく、放射能汚染の恐ろしさもいまだ理解できていません。

 災害はいまも進行中であり、放射能汚染を考えれば、影響は長期にわたって続くでしょう。

 被災地はこれからが「復旧復興」のスタートです。失われたものはあまりに多く、大きく、人びとの気力を萎えさせています。これからが、被災地のもっとも苦しいときです。
 いま、必要なのは、もっとも苦しむ被災の地の人々の声を聞き取ることではないでしょうか。そして、何がこのような破局をもたらしたか、真剣に議論し、考えることではないでしょうか。

 本誌編集部はそのように考え、この別冊を編集しました。

〔目次〕
Ⅰ 被災の手記
 1. 東日本大震災─私の体験
 2. 被災して、気付かされていること、考えていること、決意していること
Ⅱ 原発災害に追われて
 「原発さえなければ」を伝えるために
 福島の希望をどう紡いでいくのか
 未来は一本道ではありえない
 飯舘からドイツへ─中学生たちの学びから
 怒り、あきらめ、それでも懸命に生きる
 福島第一原発の現場から─作業員に聞く
 放射能汚染が揺さぶる生協の意義
Ⅲ 震災からみえてきたもの
 「大量死」が問いかけるもの
 柔構造の社会を
 広島から東北を想う
 3.11後の学校風景─ソウル・東京・福島
 官邸と被災地をつなぐ
Ⅳ 復興─現地からの声
 地域持続を支える住宅再生を
 復興という名の希望をつくるために
 震災後大船渡の苦悩と希望
 つながりを活かす地域再生へのヒント
 地域紙の役割とは何か
 巨大津波災害を追う
 地震の科学の未来
 あなたにもできる被災地支援─東北支援一覧

                                                                                     【編集部】