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特集:私の2012.3.11〔2〕~さいたまシティマラソン「心はひとつ ともに明日へ」

 

清水勇人さいたま市長

自らハーフコースに参加した清水勇人さいたま市長 撮影:田中伸幸

 

「東日本大震災で被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げますとともに、被災地の一日も早い復興をお祈り申し上げます。

 
今大会は、震災で被災された方々への無料特別参加枠の設定、義援金募金活動の実施など、被災地の復興を願っての大会として開催いたします。

 
ご参加いただくランナー及び関係者の皆さまのご理解とご協力を賜りますようお願いいたします。

さいたまシティマラソン実行委員会」

 

さいたまシティマラソン公式サイトのトップページに掲載されている言葉です。テーマは、「被災地の復興を願って 心はひとつ ともに明日へ」。

 

さいたま市にあるさいたまスーパーアリーナに、福島県双葉町の住民たちが避難して来たのは、2011年3月19日。町の機能ごと移動して話題になりました。その約1年後ともなった2012年3月11日に開催された、さいたまシティマラソンは、そのスーパーアリーナがスタートとゴールになりました。そして、被災地(当時の居住者含む)からの参加もありました。

 

あの日を忘れないために。この企画をしたさいたま市の清水勇人市長も、練習を重ねてハーフコースに参加。見事完走しました。

 

川内優輝さん

埼玉県職員で市民ランナーの川内優輝さん 撮影=宮沢さかえ

 

1位でゴールしたのは、埼玉県職員で市民ランナーの川内優輝さん。車の通行規制が開始されたと同時くらいに私が待機していた、13キロメートル地点をあっという間に通過していきました。

 

 

さいたま市グループののぼり

Facebookさいたま市グループののぼり

 

私が、この地点にいたのは、Facebookさいたま市グループで補給所を設置して、声援を送り口に入れるものなどを用意しておくためでした。メンバーは、オリジナルのワッペンを左手にはって走りました。沿道には、のぼりも。

 

 

絆・REMEMBER3.11

福島で販売されていた「復興支援チャリティグッズ」絆・REMEMBER3.11の文字がプリントされている

 

 

ふくしまはくじけません

「ふくしまはくじけません」と書かれた横幕 2012年2月26日福島市で撮影=宮沢さかえ

 

2月末に訪れた福島市・飯坂市で見かけた「絆」「REMEMBER3.11」「ふくしまはくじけません」の文字。関東で見るより、ずっと胸に迫るものがありました。「東北人魂」なのかもしれません。

 

私は決して忘れまいと思う。そして、「震災前よりもっとよい福島へ」(奥飯坂・穴原温泉 「吉川屋」七代目・畠正樹さん)と前を向いて進み続ける人たちを変わらずに応援していきたいと思うのです。

 

「震災前よりもっとよい街へ」「震災前よりもっとよい国へ」

 

【宮沢さかえ】