ウェブマガジン・のたる
フォトニュース:1万人のモザイクアート~「私たちは忘れないよ」

 

1万人のモザイクアート

除幕直後のモザイクアート

 

「あの震災を忘れないこと、少しでも被災地の事を心のどこかに留めておくこと。そんな想いから、大船渡・陸前高田に関心がある皆さんで顔写真を使った巨大モザイクアートを作ります。」(Aid TAKATAウェブサイトより)との呼びかけで集まった写真をベースに作られた絵が、10月8日・サンパール荒川で披露されました。

 

高田のゆめちゃん

除幕式に出席するたかたのゆめちゃんが登場

 

 

荒川区副区長

除幕式に先立ちあいさつする荒川区副区長

 

「震災直後に、ここ(荒川区民会館)が避難所になっていました。また、荒川区は友好交流都市の釜石市をずっと応援しています。今日、ここで被災地を応援するイベントが行われることをうれしく思います」

 

鳥羽太陸前高田市長

鳥羽太陸前高田市長

 

「去年のクリスマスやお正月に、世間がお祭り気分に浸っているのが、悔しかった。被災地は何も変わっていない。復興などまだまだ。しかし、泣き言ばかりは言っていられない。私たちも頑張りますので、これからも支援をお願いします」

 

大船渡市副市長

大船渡市副市長

 

「大船渡市も、まだまだ復興していませんが、復興屋台村などみなさんに来て楽しんでいただける施設も少しずつできてきました。引き続きご支援をよろしくお願いします」

 

モザイクアート除幕式

除幕直前。左から、濱守栄子さん・ゆめちゃん・村上清Aid TAKATA代表

 

モザイクアート除幕式

会場全体のカウントダウンに合わせて除幕

 

目標の1万人には達しなかったものの、7000人以上の写真を並べ、その上に陸前高田と大船渡のシンボルなどを描いたモザイクアートが披露されました。風化が始まっていると言われている、3.11。しかし、「私たちは忘れないよ」という人たちも大勢います。その気持ちや想いを集めたモザイクアートです。

◇  ◇  ◇

大船渡・陸前高田写真展

大船渡・陸前高田写真展

大船渡・陸前高田写真展

 モザイクアート披露会場のサンパール荒川大ホールロビーでは、写真展が同時開催されました。3.11直後には、これでもかこれでもかとテレビで映し出された被災地の映像。今、どれだけの人の中に残っているでしょうか。時には、立ち止まってじっくり見つめてみると、忘れることを防げるのかもしれません。

 同大ホールでは、午後5時から濱守栄子=HAMAさんのチャリティコンサートが開催され、収益金の全額が大船渡・陸前高田両市に寄付されます。【写真・文=宮沢さかえ】