
二荒山神社鳥居

おみくじの木=二荒山神社境内

献酒樽=日光の水を使った県内の銘酒
昨年春から外科手術を繰り返していた母と日光を旅した。一時はほとんど歩くことができなくなった母も、手押し車を押しながら旅することができた。あまり歩くことはできなかったが、バスの2日間有効フリーパスを利用して、あちこち訪ねた。そんな中で目に留まった私的面白いモノを並べてみよう。

ゴンドラ利用の電話ボックス

たばこ屋さんの店先
古い木造家屋の、なんとも言えない匂いが漂う建物が続く街道沿いで見かけた、特に時代を感じさせるモノ。時代ごとこういう時に戻りたくなる。

客室の源泉かけ流し風呂

客室に人数分備えられていた籠

湯葉懐石献立と先付=奥日光ゆの森

日光山椒ビール
旅の楽しみは、お風呂と食事。ふだんは仕事をしているか帰宅途中の時間に湯葉懐石をいただいた。ビールは、山椒ビール。硫黄泉に浸かり、森林浴もできる贅沢な風呂。調度品もこだわりの物ばかりで、短時間のマイ別荘・マイルームを堪能した。

西洋料理明治の館の説明書き
今回の旅の最後の食事は、緑の中に建つ西洋館で。日本蓄音機商会・初代社長のF.W.ホーン氏の別荘だった館。ちょっと贅沢なランチとなった。

日光天然氷を使用した和風かき氷=元祖酒饅頭湯沢屋茶寮
Facebookの地域グループに「日光に来ている」と投稿すると、「ぜひあそこに行ってみてください」とのコメントが入った。2日目に行ってみたい店の立ち寄りルートもうまくできて、最後の立ち寄り箇所に決定。新しい旅の楽しみ方だ。
母が、「こういうのが食べたかったのよ」と一言。温泉と歩いたせいか心なしか若返って見えた。
【文・写真=宮沢さかえ】