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映画「放射線を浴びたX年後2」伊東英朗監督ひとり語り
Categories: 文化・アート

ポレポレ東中野での上映2日目(11月22日)17時からの回終了後の監督ひとり語り(要約)です。

 

「放射線を浴びたX年後2」

731部隊のことを探りたくていろいろ調べているうちに、高知からもたくさんの人が参加していることがわかりました。その内の何人かがわかりましたが、たどり着くことができないでいました。

そのころ、アメリカの水爆実験について高校生が調べているということを知り、話を聞きに行きました。高校生を指導している山下正寿さんの話は、「本当の話か?」と思うようなことばかりでした。「久保山愛吉さん以外に、被害者がいたとは。。。」

それから、ドキュメンタリー番組を作り始めましたが、観ている人が少なく反応が全くないので、新藤兼人さんにエールをもらうことにしました。そして、福島が原発事故が起き、感心が集まるようになりました。

 

伊東英明さん

そこで、NNNドキュメントから映画を作ることにしました。過去のことを明らかにすることで、福島の今後が見えてくるからです。でも、1番の目的は、呼びかけたかったんです。調査をする・秘密文書の発掘をしてくれる人がいれば、もっともっと真実が明かされます。そして、加害側の認識を変えることになります。

「X年後2」では、自ら名乗り出て聞き取り調査を始めたり、漫画を描く人が現れました。映画の宣伝よりも、自分たちの国の問題として捉えて広めてほしいと願っています。

 

「放射線を浴びたX年後2」

伊東監督のトーク後は、パンフレットや本にサインをもらう人、話をしようという人たちが並んで待つ光景がいつも見られます。この日も、映画を観たほとんどの人がサインをもらったのではないパょうか。「X年後2」は、12月11日まで、ポレポレ東中野で上映され、毎週末にひとりがたりが行われます。その後、全国で上映が決まっています。また、自主上映会も募集中です。

【文・写真=宮沢さかえ】

■ 「放射線を浴びたX年後2」公式ウェブサイト

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