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映画紹介:「乱世備忘 僕たちの雨傘運動」~初日舞台あいさつより
Categories: 文化・アート

 

 

2014年9月、香港の高校生・大学生たちが「真の普通選挙」を求めて行った雨傘運動。香港の街の中心部を占拠した79日間を描いたドキュメンタリー映画「乱世備忘(らんせいびぼう) 僕らの雨傘運動」が、7月14日からポレポレ東中野で公開になりました。

カメラを抱えてデモ(行動)に参加し撮影した陳梓桓(チャン・ジーウン)監督の初日舞台あいさつ(通訳の日本語)での言葉から、映画紹介をします。【取材=宮沢さかえ】

 

陳梓桓(チャン・ジーウン)監督

陳梓桓監督:この映画が公開されることで、多くの日本の人たちに香港の政治状況を理解してもらえることに感謝しています。

香港では正式に公開はされませんでした。自主上映という形では上映されていたのですが、こうした政府的なものを扱った作品は、香港で公開させるのは難しいこともあり、日本での公開が正式な形では初めてになります。

この映画に出てくる若い人たちが、どのようにして民主化を望んでいたかをみなさんにも感じてもらえたらと思います。

 

ラッキー(右)と大きいレイチェル ©2016 Ying E Chi All Rights Reserved.

ラッキーのビデオメッセージから:私たち活動家は、絶望をしたり敗北をしていくことがしばしばです。なぜなら、どの社会でも多くの人は民主主義よりも経済を優先するからです。絶望した時には、いつも隣に誰かがいて支えていてくれることを思っていてください。そして、諦めないでください。

 

    

 

 

■ 「乱世備忘」公式ウェブサイト
2018年7月14日よりポレポレ東中野ほか全国順次公開
監督:陳梓桓(チャン・ジーウン)/2016年/香港/128分/制作:影意志(雨傘運動映像ワークショップ)・配給:太秦