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映画紹介:「Workers 被災地に起つ」=10月20日公開
Categories: 文化・アート

 

これは被災地、そして今のニホンを元気にする「まちづくり」の物語

 

©:日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会センター事業団

 

2011年3月11日の大震災の後、地震や津波・放射能による犠牲者と被害の大きさにショックを受け、これからどうしたら・どのように生きていけばいいのかと自問自答した人は多いのではないでしょうか?

あの災害被災地では、余力ある人びとは引越したり家を新築したり、自助努力で何とか生活を立て直しつつありますが、多くの弱者が取り残される状況になりました。高齢者や障がい者、そして長年住んでいた家・家族・仕事までも失ってしまった人たち。その人たちの生活再建の苦しさは、今もなお続いています。

その中で、これまでの働き方を思いきって変えた人たちー雇われてお金をもらうだけの労働ではなく協同労働という視点から捉えた映画が「Workers  被災地に起つ」 です。

 

©:日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会センター事業団

 

ワーカーズコープは、「仕事おこし・まちづくり」の協同組合です。働く人・利用者・市民が共同し、「ともに生き、ともに働く」社会を作る・人と地域に役立つ仕事を起こすという労働形態です。

東北地方では2012年よりワーカーズが6事業所設けられました。映画では、その中の4事業(岩手県大槌町・宮城県気仙沼市・同亘理町・同登米市)が紹介されています。

 

©:日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会センター事業団

 

「支援して貰うのに慣れてしまってはだめだ」
「人口は減っても困っている人は減ってない」
「自分は生かされた命、それまでの価値観がガラッと変わりました」

特に印象的な言葉でした。

映画の冒頭で「震災後と戦後を重ね合わせる」というナレーションがありました。これからどう生きるかと言う問いは被災者にだけではなく、私たちにも問いかけられているのです。

最後に森康行監督の言葉を一部ご紹介します。
「1人ひとりが文字通り基本的人権を持った人間として働き、生きて行く。それが『震災後をいきる』ということではないかと、この映画を撮り終えて思うことです。l(パンフレットより)

【川越やよみ】

     

 

 

■ 「Workers」公式ウェブサイト

監督:森康行/2018年/89分/配給:一般社団法人 日本社会連帯機構/配給・宣伝協力:ウッキープロダクション
2018年10月20日よりポレポレ東中野ほか全国順次公開
2018年11月23日 チネ・ラヴィータ(仙台市)
その他の上映日程は、公式ウェブサイトでご確認ください