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沖縄・高江現地からの報告in多摩~打つ手は次つぎある
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9月18日、東京都多摩市で沖縄県東村高江の報告会がありました。森住卓さん(フォトジャーナリスト)と石原岳さん(ミュージシャン・高江在住)の当日の言葉を、抜粋で紹介します。なお、森住さんの報告中の画像は、当日会場で映写された物を撮影しました。【取材=宮沢さかえ】

 

高江報告会

 

基地はフェンスで囲まれてゲートで閉ざされているが、北部訓練場(高頭村・東村)は、柵がない。道を歩いている内に訓練場域に入ってしまうということもあるし、米兵が道路に出てくることもある。

 

高江報告会

 

辺野古は普天間基地返還のための代替え地と言われているが、新たな機能を持たせた基地。北部訓練場も、使っていない半分を返還するためにヘリパッド移設を求められている。今まで使っていたもので足りるはずだが、新たな計画はオスプレイ配備のためのもので、新設。

すでにできているパッドもあり、最近では自衛隊員もいる。夜間の訓練が激しい。

 

市民を包囲する機動隊員に訴えかける人も(動画を撮影)

市民を包囲する機動隊員に訴えかける人も(動画を撮影)

 

7月22日のN1ゲート前での車や市民排除後も、人びとは集まり工事に反対の意思を示している。打つ手は次つぎにある。

 

工事用什器をつりさげて搬入する自衛隊機=動画を撮影

工事用重機を吊り下げて搬入する自衛隊機=動画を撮影

 

工事は再開され、重機をヘリコプターで搬入した。9月10・11日には民間機だった。大型重機を運べるヘリは日本に1機しかなく、東京からチャーターし伊江島経由で高江に運ばれた。13日には、自衛隊機が使われた。なりふりかまわぬことっが行われている。

安保法制を廃案にするには本土の大きなたたかいが必要。オール沖縄を、オールニッポンに。民主主義の先に安保があるならなす術はないが、今政府がやっていることはそうではない。やれることはある。(以上森住さん)

 

高江の状況や自分について語る石原岳さん。左は¥が森住卓さん

 

石原さん:ここ(高江)で静かに暮らしたい。この生活を守りたい、それだけ。だから、そのくらしを削ることはできない。7月22日の強制排除の時は東京で仕事をしていた。仲間がお金を集めて交通費と給料くらいを出すから、沖縄に帰ってと言われたが、帰らなかった。東京でできることをやる、と決めた。

高江での座り込みで大切にしていることがある。
・いつでも愛とユーモアを
・あくまでも非暴力(言葉も含めて)
・自分の意志で(強制されてやるものではない)

機動隊員も人間。説得したり話をしていると、表情が変わるのがわかる。敵を増やすのではなく、見方を増やそう。

人がまだまだ足りない。ぜひ高江に来て、現場を見て空気を吸って感じてほしい。そして、自分の地元に帰って伝えてほしい。