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フォトニュース:小さい町の手作り「原爆と人間展」@埼玉県三芳町
Categories: イベント

 

 

 

今年も暑い8月がやってきました。さて、戦後73年目となったこの夏、8月6日と9日に何があったか?と聞かれてすぐに正しく言える人はどのくらいいるのでしょうか?

過去の出来事は、私達の意識の中でどんどん風化していきます。忘れないためには、伝え続ける事が大切です。

 

 

埼玉県三芳町は人口約3万人の町です。 8月4日から3日間、同町立藤久保公民館で「原発と人間展」が開催されました。

 

 

広島・長崎に投下された原子力爆弾で被害を受けた人びとや、市街の写真が並んでいます。きっと多くの人たちが「何処かで見たことがある、知ってる」と思うようなものばかりです。

 

 

加えて、現在も続く3.11の放射能被曝の恐ろしさも伝える内容となっています。

 

高橋章さん 主催者提供

 

2013年から毎年この会場で開催されている「原爆と人間展」。今回は「『地獄絵図』の逃避行 満州開拓団として中国にわたって」というテーマで 高橋章さん(秩父在住)のお話し会も開催されました。

「この講演会には各地から「約50人の参加があり、その生なましい悲惨を熱心に聞いていました。また、高橋さんが持参した沢山の資料は、逃避行の様子や亡くなった人たちの状況が良く分かるもので、これまた皆さんはとても熱心に見ていました」(主催者談)

 

 

小さい町の手作り感満載の展、小さい町だからこそ可能なこのような活動こそ、多くの消えゆく記憶を若い人びとに残す手段と言えるのではないでしょうか?

2013年から毎年夏のこの時期に開催されている「原爆と人間展」。継続は力なりです。
小さくても、ささやかでもいい、伝える努力を続ける事こそが大切だと感じる展示でした。
【文・写真=川越やよみ】

〔原爆と人間展記録〕
開催日:2018年8月4日・5日・7日
イベント:8月5日 戦後73年 戦争体験者のお話しを聞くつどい=「『地獄絵図』の逃避行」高橋章さん
会場:三芳町藤久保公民館1Fロビー
主催:原水爆禁止三芳町協議会
協賛:三芳9条の会